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指導方針

拡がる世界

「できない」ことが「できた!」で、その子の世界がひとつ拡がります。

 運動をして、あるいは新しいことに挑戦して、うまくいかなかったり、どうしてもできなかったりすることがあります。そのとき、周りから見られたり、せかされたりすると、嫌気がさしてしまいます。

 このような時、せっかく「やってみよう」とした気持ちを、萎えさせないように指導する必要があります。

 個人個人の状況にあった指導の手順をふまえ、まずは「やる気」を助長するような指導を展開しなければなりません。

 そのためには、今、すぐにでもできるという課題を設定し、「あっ、できた!」という体験を増やすようにします。

 できなかったことが「できる」ようになることで、その子の世界がひとつ拡がります。

拡げる世界

課題を克服した「喜びの体験」の積み重ねが、次の課題へ立ち向かう原動力となります。

やる気になって、何かをしようとしだしたその機会を逃さず、本人の技術的、知識理解度にあわせ、段階的に課題を与えていきます。「頑張れば何とかなる」という肝気を持っているこのような時こそ、丁寧に対応しなければなりません。

 適正な課題を設定することで、「これならできる!」と、進んで取り組むようになります。自らが進んでやった結果、「やった!」、「うまくいった!」という達成感は、次の新たな課題の挑戦への意欲を、駆り立てることになります。

 課題を克服したことに伴う、「喜びの体験」の積み重ねこそが、次の課題へと立ち向かう原動力となります。すなわち、自らが生きていく道を切り拓いていく力の源になります。

指導理念

元宮城教育大学長の 林 竹二 先生は、教育について次のように記しています。

   「子どもの中には生命があって、

     生命というものは普段に自分を成長させ

             自分を変化させる力がある

     そういう力が働く場所を用意することが教育である」

林先生のこの考え方は、私たちの指導の方針を支えてくれています

私たちは、子どもの誰もが本来持っている生命の力が働く場を提供し、支援します

​指導の方法

主にマンツーマンでの個別支援および集団支援(40〜60分)

指導の特徴

スポーツ・運動に特化して障がい児の発達を支援します

動くことを指導します

  基礎的な運動など

動きを通して学習していただきます

   身体意識、近く運動、概念形成、情緒、社会性 など

1人ひとりの違いに留意して、多種多様な運動をします

それぞれの子どもにあわせた指導を行います

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